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2021年2月3日 更新
全国の地域同窓会の皆様、こんにちは。
このたび、東京大学地域同窓会連合会の会長を仰せつかった吉川でございます。
ご相談を頂きました時は、林健太郎先生、向坊隆先生、森亘先生、有馬先生と歴代総長が会長を務められた伝統ある全学同窓会会長とはいえ、やや重過ぎる荷と考えましたが、かつては世界のトップレベルにあった東大、そして日本の研究・教育水準の復興を願い、東大を支援できる強い同窓会の育成のため、亡くなられる最後まで尽力された有馬先生のご遺志を思い、私に与えられた責務として少しでも貢献できればとお引き受けしました。
聞くところでは、これからの2年間は、より強い全学同窓会を目指し、本会と東京大学校友会の統合を具体的に進める重要な基盤作りの時期とのことですが、私は、同窓会については、工学部長の時、旧銀杏会の時でしょうか、向坊先生のお手伝いをしたことはありますが、その後は疎遠にしております。同窓会会長としての私の役割は、皆様のご支援・ご協力なしには活かせません。よろしくご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。
2021年2月1日
生年月日:昭和8年8月5日
学歴:昭和31年3月 東京大学工学部精密工学科 卒業
学位:昭和39年 工学博士
昭和31年4月 | 三菱造船入社 |
---|---|
昭和31年10月 | 株式会社科学研究所(現 理化学研究所)入所 |
昭和41年4月 | 東京大学工学部助教授 |
昭和42年4月 | 英国バーミンガム大学客員研究員 |
昭和46年6月 | 東京大学学長補佐 |
昭和52年4月 | ノルウェー国立工科大学客員教授 |
昭和53年7月 | 東京大学工学部教授 |
昭和62年4月 | 東京大学評議員 |
平成元年4月 | 東京大学工学部長 |
平成3年3月 | 東京大学学長特別補佐 |
平成5年4月 | 東京大学総長 |
平成9年4月 | 文部省学術国際局学術顧問 |
平成9年7月 | 日本学術会議会長 |
平成9年9月 | 日本学術振興会会長 |
平成10年4月 | 放送大学長 |
平成11年9月 | 国際科学会議会長 |
平成13年4月 | 独立行政法人産業技術総合研究所理事長 |
平成21年4月 | 独立行政法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター(CRDS)センター長 |
平成26年12月 | 日本学士院会員 |
平成27年6月 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 特別顧問 |
平成29年10月 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 上席フェロー |
平成30年4月 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 CRDS特任フェロー |
令和2年4月 | 東京国際工科専門職大学学長 |
昨年10月の連合会全国大会、また、10月末の五神総長との定例懇談会にお元気に出席(早めに到着され、毎日1万歩のノルマのため、構内を散歩されました)、その後もNHKスペシャルに出演、日本の研究・教育水準の低迷を憂い、政府の強力な対策を要望されていた有馬先生が、突然、昨年12月6日にご逝去され、更には、土田事務局次長が22日に1ヵ月ほどの闘病でご逝去と、想定外の事態が続き、事務局も意気消沈しておりました。
幸いにも、連合会副会長の森田東京銀杏会会長が代行として支えて頂けることになり、その間、岡崎代表幹事が、次期会長として、有馬第24代総長に次ぐ第25代総長の吉川弘之先生に会長ご就任をご相談しておりました。
事務局としては、森先生は77歳で会長就任・10年在職、有馬先生も82歳で会長就任・9年在職で、有馬会長の3年後輩の吉川先生には大変遅くなった会長就任のお願いであること、また、ご略歴にあるように、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)を中心に、コロナ禍の中で昨年開校した東京国際工科専門職大学の学長等、多くの重要なお仕事を兼務されており、同窓会にご関心を向けていただけるか懸念しておりました。
本年1月7日に至り、大変有難いことに、吉川先生からご内諾を得ましたので、1月21日に書面での臨時総会を開催、会長選任の決議を経て、当会の会長ご就任が決定いたしました。向坊先生・有馬先生が東大・日本の為にと背中を押して頂いたかもしれません。吉川新会長には心からお礼を申し上げます。
新型コロナによる同窓会活動沈滞、足元の事務局体制強化など多くの課題がありますが、校友会との統合という、より強い全学同窓会への第一歩を踏み出しております。事務局は、吉川先生のご決断が無断にならぬよう、全力を尽くしたいと思いますので、地域同窓会の皆様もよろしくお願いします。