平成30年 秋の見学会を実施~三渓園散策・日清オイリオ工場見学 https://tokyo-uni-dousoukai-rengoukai.org/alumniinfo/info_kamakura/119/

平成30年 秋の見学会を実施~三渓園散策・日清オイリオ工場見学

2018年11月1日 更新

平成30年秋の見学会(10月25日実施)は秋晴れの一日、午前中は三渓園散策、午後は日清オイリオの工場見学を実施した。

三渓園は、明治時代末から大正時代にかけて製糸、生糸貿易で財を成した横浜の実業家・原三渓(本名富太郎)が東京湾に面した谷あいの地に作り上げた広さ5万3千坪の日本庭園である。明治39年に一般に公開された外苑と原三渓が私庭としていた内苑の2つの庭園からなる。今回は参加者が3班に分かれ、3人のボランティアガイドさんの案内で主に内苑を見学した。内苑には京都、鎌倉などから集められた臨春閣、月華殿、天授院、聴秋閣など17の歴史的建造物があり、自然の中に見事に調和した景観を満喫することが出来た。例年は12月初めに紅葉が見頃だそうだが、今年は塩害がひどいそうで、ちょっぴり期待薄なのが残念である。

日清オイリオ横浜磯子事業場では、世界中から「菜種」「大豆」「ごま」をはじめとして、10種類以上の油の原料が輸入されるそうだ。工場の広さは横浜球場9個分もあるそうで、広大な敷地一杯に輸送パイプラインが張り廻らされ、貯蔵庫として、高さ38メ-トルの200本近いサイロが設置されているのに圧倒された。偶々カナダから来たという数万トン級の超大型貨物船が工場内の港に横づけされているのに遭遇した。